令和3年度予算（一般会計・特別会計）

令和３年度　一般会計予算

30億9,500万円

　昨年度から世界的に流行している新型コロナウイルス感染症の影響を受け、製造業やサービス業に景気下押しの影響が広がり、雇用情勢の回復も見込めず極めて厳しい状況にあります。
　こういった状況の中、今後の経済に対する不安が改めて高まり、景気後退局面に入っているとの懸念が強まっています。
　こうした中ではありますが、本町の令和３年度一般会計当初予算総額は、対前年度から１億７，１００万円減少し、歳入の中心で国から配分される地方交付税が総額の４１．５％を占め、自主財源と呼ばれる町民税や固定資産税などの町税が総額の約１８．９％を占め、いずれも前年度並みとなりました。
　今後の経済状況等を予測すると新型コロナウイルス感染症の影響により町税等の増収は見込めず、施設の老朽化が類似団体と比較しても高く、一斉に施設の更新費用がかかることが予測され、施設の集約化もひとつの方法として検討していかなければならないと考えられます。他にも町が抱える過疎・少子高齢化の影響などによる課題は山積しており、今後一層厳しい財政状況が続くことが予想されます。
　昨年度に引き続き、将来の世代に負担をかけないよう、地方債の借入を最小限に抑え、子ども・子育て支援の更なる充実に向け、事業を展開し、七宗町第５次総合計画の基本コンセプトである「住みたい　帰りたい　訪れたい　美しいまち　ひちそう」の実現に向けて予算編成を行いました。

令和２年度予算は

• 一般会計　３０億９，５００万円（対前年比　 －５．２％）
• 特別会計　１６億７，４３８万円（　 同　 　　＋５．０％）
• 総　　額　４９億４，０３８万円（　 同　 　　＋３．６％）

令和3年度予算内訳表（PDF