森林環境譲与税の概要

 平成31(2019)年4月1日から「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」が施行され、森林整備及びその促進に関する費用を安定的に確保する観点から、森林環境税及び森林環境譲与税が創設されました。
 「森林環境税」は令和6(2024)年度から個人住民税均等割の枠組みを用いて、国税として1人年額1,000円を市町村が賦課徴収することとされています。
 「森林環境譲与税」は、喫緊の課題である森林整備やそれを担う人材の育成及び確保、木材利用の促進や普及啓発などに充てることとされており、私有林人工林の面積、林業就業者数及び人口をもとに計算し、令和元(2019)年度から譲与が開始されています。
 なお、適正な使途に用いられることが担保されるよう、森林環境譲与税の使途について公表しなければならないこととされておりますので、以下のとおり公表いたします。

◎森林環境譲与税の使途

☆令和元年度の活動(実績)

「七宗町森林環境整備基金条例」を制定して、同年度に交付された「森林環境譲与税」の全額を同基金へ積み立てました。今後、同基金を原資の一部とし、今後継続して交付される「森林環境譲与税」と併せて国の目指される「森林整備及びその促進に関する費用」に充てることとしています。

  • 令和元年度 森林環境譲与税(6,532,000 円)
    基金積立額 (6,532,000 円)
    基金残高 (6,532,000 円)
☆令和2年度の活動(実績)

「森林環境譲与税」を財源とし「七宗町森林・林業ビジョン検討委員会」を組織し、七宗町の森林の地域性や過去の整備状況などの把握と分析に努め、有識者及び住民代表の方の意見を取り入れたうえで「七宗町森林・林業ビジョン」を策定に取り掛かりました。
七宗町の特性と状況を総合的に考慮し、「森林環境譲与税」の趣旨に沿った森林整備を円滑に図るための指針となるものです。

  • 令和2年度 森林環境譲与税 (13,882,000 円)
    執行額 ( 6,685,560 円)
    七宗町森林経営管理制度検討業務委託料
    基金積立額 ( 7,070,000 円)
    基金残高 (13,602,000 円)
☆令和3年度の活動
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☆令和4年度の活動
令和4年度 森林環境譲与税の使途s