地域おこし協力隊活動報告
地域おこし活動報告書 2022年4月~2023年3月
今年度は
全戸配布でアンケートを取り、畑の整備を実際にやってみての経過観察、お茶のティーバック加工など今後進めていく上で必要になるかと思われる事に従事しました。
パッケージデザインは元地域おこしの花井さんと、現地域おこし協力隊の後藤さんにお願いをしました。値段等につきましても、現状白川茶で買取されている番茶の価格と、今作っているお茶の経費と、他の地域で作られている三年番茶を比較して、どれ位が適正なのか調べました。生産量についても販路が決まらない限り数字が出てこないので、今年度どれ位売れるか販売してみないとわかりません。
昨年10月に環境フェアに出た際に三年番茶を知っている人もいましたが、初めての人も多かったです。効能や健康にいいなど何か特色があれば引きも強いのですが、効能を謳うにはちゃんとしたエビデンスが無い為今のところ放棄茶園の解消(里山整備)というイメージでした。当初の大枠の目的から2年間は畑の調査やお茶の検査、生産体制の基本的ルールなど小さな事から始めていきました。やっていく中で色々現実的な事が見えてきて、色々軌道修正する箇所があるなと感じました。
七宗町に住んで良かった事は田舎暮らしが堪能できた事です。皆さんから頂いたお野菜が本当に美味しく、私も自分で作ってみたいと思い家の前に畑を作りました。以前から畑で野菜を作ってみたかったので大満足でした。
三年番茶では焙煎士さんと一緒に色々作業が出来き、とても楽しい思い出が出来ました。焙煎士さんの奥さんや娘さんが作ってくれた三年番茶のお菓子がとてもおいしく、今でも忘れられません。七宗町の皆さんが元気なのは美味しい空気、手作りの野菜やお米、健康的な暮らしがあるからなのかな? と感じました。
飛水峡や空ふさがり、葉津のホタルなど日常に自然があふれていて、とても楽しかったです。星空が綺麗で冬も夏もいつまでも眺めていたく風景でした。2年間生活してこれたのは皆さんが優しかったからです。色々ありがとうございました。
花田 ゆい
活動報告・今後の指針
木製建具の制作・取付を通して、木工技術・知識の取得を目標に活動しています。2年目に入り、仕事の流れも理解し建具制作において順調に技術及び知識を取得できていると感じます。3年目はこの2年間で培った技術及び知識を活かし、ふるさと納税の返礼品などの新たな制作にも挑戦したいと考えております。
七宗町の良い所
身近に山があり自然を感じられる場所でゆったりとした時間をのびのびと過ごせています。
後藤 司